機械加工
放電加工
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放電加工は、銅・グラファイト・タングステンなどの、成形された電極を被作物に接近させることによって起こる電気的スパークにより、微細粉砕させる方法です。
1回のスパークで除去できる量は、ほんの少量ですが、毎秒何万回ものスパークが繰り返され被作物を成形していきます。
実際の加工は切削液中で加工しますが、写真は切削液を抜いております。
ワイヤーカット
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細いワイヤを電極とし、1方向に巻き取りながら工作物との間に放電を発生させて加工するものです。
糸鋸で加工するのに似ています。
用いるワイヤはタングステンまたは黄銅製で直径0.05~0.25mmです。
NC制御によりテーブルを駆動させます。
プレスの抜き型や押出しダイスの加工などに活用されます。
金型加工では、裏逃げをつける必要があるため、C軸によるテーパ加工機能を備えています。