第52期6月例会 「講演会」 平成24年6月18日(月)18:30 出席49名
6月例会は講釈師(講談師)一龍齋 貞鏡(いちりゅうさい ていきょう)さんを講師にお迎えし、前半後半と分かれ講談を頂きました。(前半は講談の説明や歴史)「講談」「落語」の違いは、「落語」が会話によって成り立つ芸であるのに対し、「講談」は話を読む芸であり、独特のしゃべり調子と張り扇で釈台を叩きパパンという音を響かせながら、武勇伝や人情物語や土地々に纏わる歴史、等を調子良く語り聞かせる物だそうです。張り扇で釈台を叩くタイミングとしては、場面の変化・強調・臨場感を出すため等 だそうですが、講談師が疲れた時や、話に詰まった時にも良く叩くのだそうです(笑)。後半には怪談噺を一席頂きました。明治の初期、許嫁の約束をした男女、不運にも結ばれること無く男性を思いながら亡くなってしまった女性。その女性の想いが幽霊となって現れる、といったお話でした。一龍齋貞鏡さんの迫真の演技と迫力のある声によって、どんどん物語りに引きずり込まれて行きました。幼い頃、寝る時に物語を話して貰ったような心地よい思いに浸りました。時間の経過も忘れあっという間に終わりの時間となりました。今年2月に2ツ目に昇進された一龍齋貞鏡さんは、「講談の物語は数多く1000以上もありますが、自分はまだ30程度の駆け出し、一流になるまでにまだまだ修行してまいります。」と仰っておりました。真剣に道を究めようと努力を続ける姿は純粋に格好が良いですね。若手の女流講談師によるいつもと違う例会でしたが、オープン例会として案内をしました所、関係団体からも多くの出席があり、外部、会員、大勢の皆様にご出席いただき、ありがとうございました。(記 副代表幹事 中山一洋)
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